手すり

高齢者が使う手すりの目的

高齢者が使う手すりの目的は”動作と移動を補助”することにあります。
高齢者は体力の低下に伴い、動作や移動に支障をきたします。手すり一本で日常生活が大きく改善されるケースが多く高齢者の住宅改造で「手すりの設置」が最も重要な改善項目になっています。

動作と移動の補助

動作の補助とは

●玄関先での立ち座りの補助
●便器への立ち座りの補助
●扉の開閉のバランス補助など

便所、洗面所、扉の横などに使います。

移動の補助とは

●階段の昇り降りの昇降移動
●廊下を歩く等の水平移動
●部屋内部や屋外の移動など

廊下、階段、屋外などに使います。

手すりの使い方

手すりの使い方は、大きく「摺る」「握る」「支える」に分けられ、高齢者が利用する場合は、立ち座りの「握る」と歩行の「支える」といった使い方が多くみられます。また、太さや形状も高齢者の身体状況やしよう場所に合わせて適切に選ぶことが大切です。

使い方 摺る 握る 支える
手が添えやすいもの しっかり握れるもの ひじや手のひらで支えられるもの
太さ 手を滑らせて移動するため
直径32~36㎜
強く握って移動するため
直径28~32㎜
ひじなどで、もたれかかって移動するため
上部平坦型等の幅50~90㎜
形状
設置場所
  • 廊下での水平移動
  • 階段の昇降運動
  • 屋外のスロープ、階段の移動
  • など
  • 便所の立ち座り
  • 玄関の立ち座り
  • 扉の横等の補助
  • など
  • ひじで支える場合
  • 手のひらで支える場合
  • など